ゆるやかな自殺

「私には何にもないから」

希死念慮

早く死にたい、死ななければ、

そんな気持ちは大きな風船になって

みるみる膨らんでゆく

誰にも制御することはできない

やがてそれは 胃の中で裂けた


耐え切れず  私はそれを吐き出した


苦しくて 水を飲んだら

また溢れ出した

止まらないなら 吐き出すしかない

血の混じった 希死念慮の塊、吐瀉物、


おさまらない苛立ちと悲しみと虚しさ

果たして 私のような人間が

このまま生きていても赦されるのか


身体のあらゆるところを切ってみたけど

血がたくさん流れただけで

「死」からは追われたままである