ゆるやかな自殺

「私には何にもないから」

「Slow motion」

例えば時計の針を眺めていたとする

いつか止まって見えるのではないか


わたしの意識は沈みこんでいく

ふわふわと ずるずると

深呼吸をして

ベッドに横たわった時のような

あの感覚をもう一度


世界のスピードはめくるめく時の中で

せわしく鳴り響く サイレンのように

騒めきから 遠のく意識の中で

ぼくときみは何をしよう?


同じ夜は存在していないと知っていた

星を眺め宇宙に吸い込まれてく中で


わたしの意識は沈みこんでいく

ふわふわと ずるずると

深呼吸をして

線路上を歩いた時のような

あの感覚を もう一度


世界のスピードはめくるめく時の中で

無邪気にはしゃぐ 子どものように

電車に揺られ 遠のく意識の中で

ぼくときみには わかるでしょう?


手探りで掴んだ未来は

骸とともに転がってる

湖に蹴り落として

沈みゆくさまを黙って見てる